僕はIPOの醍醐味は当選にあると思います。
特に主幹事を任された証券会社、
以外からの当選はさらに興奮します。
他にも
- 売って利益が出た。
- 新しい会社知るの楽しい
など、様々な魅力がありますが
抽選結果で『当選』の文字を見た時は
スマホを強く握って「よし」とひとり言を
つぶやいてしまいます。
でも、
- まだ当選したことがない
- 回数が少ない
と不満を持つ方も多いと思います。
そこで今回、IPOの当選に欠かせない
主幹事を任される回数が多いのはどこの証券会社か?
過去3年のデータを分析して比較してみました。
これを見て頂ければ
IPOでの当選確率を上げるヒントや手助けに
なると思います。
早速、結果を見ていきましょう。
結果!野村証券が主幹事回数、1位です
主幹事の任される回数を表にして
他の証券会社と比較しました。
下の図が2016~2018年の主幹事回数のランキングです。
2018年主幹事回数 | 2017年主幹事回数 | 2016年主幹事回数 | 合計数 | ||
順位1位 | 野村証券 | 26 | 28 | 23 | 77 |
2 | みずほ証券 | 23 | 16 | 20 | 59 |
3 | SMBC日興証券 | 25 | 13 | 16 | 54 |
4 | 大和証券 | 12 | 16 | 16 | 44 |
5 | SBI証券 | 12 | 8 | 13 | 33 |
6 | 三菱モルガンスタンレー証券 | 6 | 4 | 2 | 12 |
7 | 東海東京証券 | 2 | 3 | 5 | 10 |
8 | 岡三証券 | 1 | 5 | 0 | 6 |
8 | いちよし証券 | 1 | 4 | 1 | 6 |
ではポイントを解説していきます。
第1位は合計77回で野村証券です。
CMで聞いたことがある人も多いの
フレーズ「それ、野村にきいてみよう」
の野村証券がIPOでも存在感を
示した結果です。
2位にみずほ証券、3位にSMBC日興証券と
ここでも大手証券会社が強い結果です。
ネット証券のくくりでは1位になるのは
5位のSBI証券です。
ネット証券は今後さらに伸びる!
今後、さらにネット証券系が主幹事を
任される回数が増えてくることが予想される
ので期待が持てます。
ここで疑問!
じゃ主幹事回数1位だから
当選する回数も1位になるのは野村証券!
だから1番大事な証券会社ってことですよね?
と考える方が多いです。
理屈では合ってそうですが現実は違う場合が
多いです。
その訳を探っていきましょう。
主幹事回数だけでは当選回数は決まらない
が1~3位になります。
これは僕個人の当選回数から出した結果です。
野村証券より
SMBC日興証券、大和証券、みずほ証券
からの方が当選が多いです。
細かいデータで見てみましょう。
2017途中~2018年の当選結果をデータ
として採用しています。
証券会社別の当選回数
- SMBC日興証券7回(2回REIT系)
- 大和証券6回
- みずほ証券3回
- 三菱モルガン3回
- SBI証券1回
- マネックス証券1回
- 野村証券1回
SMBC日興証券と大和証券が抜きに出て
当選しています。データをまとめてられていない
過去でもほとんど同じ結果になります。
でも、ぺいさんだけ偏っての結果じゃないの?
と思う方もいるでしょう。
なので他の方の当選実績を勝手に
分析してみました。
より正確な結果をお伝えするために
96ut.comの黒澤さんの2018年の当選実績をまとめました。
当選回数25回
証券会社別の当選回数が
- 大和証券5回
- SBI証券4回
- SMBC日興証券4回
- みずほ証券4回
- 三菱モルガン3回
- マネックス証券2回
- 松井証券1回
- カブドットコム証券1回
- 東京東海証券1回
- 野村証券0回
(1回で複数株を当選しても1回といして計算しています)
SBI証券で2回、みずほ証券で1回複数
あったようです。おめでとうございます!
まだまだ他には
IPOゲッターの西さんは過去の当選回数NO,1は
大和証券とのことですし
他の方の実績でも
SBI証券、SMBC日興証券で上位3位を争うことが多いです。
なぜ主幹事1位の野村証券がここまで当選しないのか?
少ないから、資金が多い個人が有利などと考えられます。
正確なデータが野村証券から発表されているの
訳ではありませんのであくまで、僕の個人の実績や
他の方のデータからの予測になります。
予測1
一応、IPO株をどう配分するかの数値は全体に対して
抽選制のネットからの申し込みに対して
10%程度あると言われてます。
と言われています。
野村証券は主幹事の回数の割には
当選の実績がかなり少ないです。
なので
実際の野村証券のIPO株の配分に関して
抽選制のネットに対して少ないはずです。
という仮説になります。
予測2
その大半が店頭から取引きするお客様です。
口座数は500万をゆうに超えてます。
みずほ証券は160万ほどですので
約3倍の開きがあります。
いますが、口座の平均資産残高では
野村証券がまだまだ圧倒的に多いです。
これらの方のデータから
野村証券の口座を持つ方は平均年齢も高く、
持っている資産残高が多くが数千万や億単位と
かなり高額である状況です。
このような資産多額の資産の方にIPO株は多く配分されて
いると仮定できます。
沢山の方に渡され、少額の人には少ないので
当選の数や報告が少ない結果とつじつまが合います。
まとめ
IPO主幹事を任される回数は
どこ証券会社が多いかを調べたら
野村証券が1番ということが分かりました。
そして1歩踏み込んで
野村証券が当選する回数も
1番なのか検証してみると違うと
いう結果になりました。
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