株を始める前にPBRを
知って良かったと思ってる
株歴12年のぺいです。
株に興味がある人でも
- 何から勉強したらわからない
- 損しそうで怖い
などの不安や悩みを持つ人が
多いと思います。
今回はこれらを解決できる
1つの方法であるPBRに
ついて詳しく説明していきます。
PBRって何?
知る指標になります。
なので投資する人がとても気にする
数値になっています。
ちなみに
純資産とは総資産から
負債をマイナスにしたら出る数値
のことを言います。
わかりやすく言うと
持ってるお金、不動産、設備の値段に
借金を引いて残った金額のことです。

個人で考えると
全財産-借金=純資産って感じ
対して株価の倍率を測ります。
企業の資産部分から企業の価値が
株価と比較して期待が大きいのか、小さいのかを
判断するためだからです。
会社が持ってる資産の価値よりも
安い株を見つけることができるので
この方法で安全性が高い株を
探す人が多いです。
PERとPBRは似てるけど、違う指標だよ!
話しがそれますが
似ている指標にPERというのがあります。
こっちは利益を基準に株価が
高いか安いかの目安を教えてくれます。
2つは株を買う時に必ず調べますので
注意して欲しいです。

文字の真ん中でEとBは
似てるし、本当分かりにくいよ!
僕が1番伝えたい内容になります。
PERの使い方
PBR1倍を基準にして高い安いで判断します!
- 数値が1倍より高い=割高
- 数値が1倍より低い=割安
でして見分けていきます。
画像で見ると下
データ元:ヤフーファイナンス
赤い四角の部分です。
2,35倍です。
この場合、割高と判断します。
なぜかというと理論上では
なので、PBRの数値が1倍より
高いのか?低いのか?
が大事になります。
PBRの数値が1倍がより小さい会社が
解散したら1株あたりの純資産額が
買った金額より大きいので
プラスになるという理論です。
PBRを使うメリット
- 倒産する可能性が高いか低いかわかる
- 形のある資産を基準に投資できる安心感
PBRが1以下の会社が解散した場合には
株主が儲ける計算になります。
持っている株の数に応じて買った株価よりも
高い純資産額を受け取る権利があるからです。
万が一、解散や倒産した時の流れです。
会社が事業を辞めて解散すると
総資産から支払い義務のある
費用をすべて支払います。
取引先への支払いなどです。
次に従業員に所定の給与や
退職金を支払ます。
最後に資金が残っていれば、それらは
すべて株主の物となります。
PBRを使うデメリット
- 数字が小さいほど良い訳ではない
- あくまで1つの指標である
例えば、PBRが0,1倍とすごく小さい数値の
会社の株はとてもいい株でしょうか?
先に結論を言うと、
PBRだけで決めるのは辞めた方がいいです。
PBRは数値は基準を満たしていても
他の数値が良くないかも
しれないからです。
想像してみて下さい。
この状況で会社を畳むことになったら
買った株の10倍の純資産を手にできます。
そのような会社は他のみんなも
株を買うはずじゃないですか?
なぜ買われてないかというと
業績が赤字など、
調べれば負の側面も多いからです。
PBRは素晴らしい考え方ですし
非常に役に立つ指標です。
ですが
過信はいけません。
他の指標も調べたうえで
納得のいく会社を探しましょう。
PERの魅力
小学生の時に都会の駅に遊びに行ったとき
『ビルが落ちてきそうで怖い、、』
と思っていたくらいです。
高い建物を見たことがなかった
からそう感じたんだと思います。
変わらなくて、特にお金に対してもです。
『投資とか楽して金が増えるはずがない』
PBRに出会うまでは、、、
万が一会社が倒産、解散したとき
買った株がどうなるかの流れです。
持ち株に応じて会社の資産を分配する権利があります。
この金額に各自が持っている株数を掛けた
金額が配分されます。
注意点としては
1株あたりの純資産額通りの額
にならないこともあります。
例えば
土地、建物の金額
価値が1億あるとして評価も1億と
計算されています。
が、実際会社を解散するときは土地、建物を
現金に換える必要があります。
などのケースがあります。
逆に高くなることもあります。
純資産額通りの額
にならないこともあります。
解散前、会社を経営するために
帳簿、会計で決まった評価方法になります。
だから、実際倒産、解散してときの
1株あたりの純資産額が大きく違うことには
ならないので安心できます。
まとめ
- PBRの数値が1倍より
低い会社を探しましょう。 - 低くて良さそうな数値が
出ても他の指標も調べましょう
その他の指標とはPER、自己資本比率、
時価総額、営業キャシュフローです。
(上の文字をクリックすると
それぞれの詳しい記事が見れます)
これらの指標の基準を
満たした会社に僕は投資しています。
是非、他の指標も見て下さい。
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